ジェーンズさんち [廃墟&近代化遺産]
パチッ!
静電気注意です
そんな乾燥注意の季節ですね。
と、いまどきの季節感を出そうと頑張ってるけど
たしか9月に熊本に行った時の物なんだな・・・コレガ
この握手してるモニュメントがあるのは
熊本市水前寺公園(←住所です)
地元の人しか入らないような細い路地の中に
和洋折衷の洋館が建っています
熊本洋学校教師ジェーンズ邸です
明治4年(1871年)にそのジェーンズ先生を
迎えるために建てられ
この邸宅で5年間の熊本での教師生活を送るのだ
日本で初めて男女共学を実施し
男女平等の思想を教えた学校だ。
ジェーンズ先生が就任してからわずか5年で
廃校となってしまうのだが
建物はこうして資料館として残っています。
まだ洋風建築が少ない明治初頭で
この様な建築で迎えるのは
かなりのVIP待遇だったということでしょう
恐らく当時は2階建ての洋館なんて
無かったのでは?
とにかく熊本でもっとも古い洋館なのでした。
そのジェーンズさんちの横には
夏目漱石先生のお住まいもあります
坊ちゃんで有名な松山市は1年の滞在でしたが
ここは熊大に赴任して4年3ヶ月いたそうです。
熊本の方が長いのに
松山の方が有名になっちゃいましたね。
とりあえず神社じゃないけど拝んでおきました。
なんたって元お札の人ですから・・・
尊敬すべき教師の洋館はココ
寺田寅彦も旧制熊本高校で学びました。夏目漱石のいた時代です。
by Silvermac (2010-12-03 22:29)
擬洋風建築の見本のような、いい物件ですね。
彫刻は寺社建築の流れですが、色のせいか優しく感じますね。
by ガンビー (2010-12-03 23:08)
Crocsのブーツかわいいけど静電気むっちゃたまります(^^;;
洋学校通ってみたかったです。制服とかどんなんだったんでしょうね。
by barbie (2010-12-03 23:47)
ブドウをデザインした彫り物に感動です。
木材のつなぎ目に入ってるっつーコトは予め準備されていた役物でしょーか。
柱頭の彫り物もなかなか素晴らしいです。
そー言えば静電気の季節になっちゃいましたか。
自分も電気人間なんで、指先がプラグ化しないように注意するです。
by miyomiyo (2010-12-04 00:03)
ジェーンズ先生、洋学校のことは初めて知りました。(ー ー;)
漱石先生と熊本とを結びつける小説”三四郎”は熟読したものです。
熊本の文化水準に敬意を表します。
by yogawa55はやぶさ (2010-12-04 01:03)
ジェーンズ邸はエキゾチックですね。
ターコイズ色の柱が特に目を引きます。
漱石の熊本滞在は長かったようですが、その間何度か引越ししてますよね。。
奥さんを迎えて結婚式を挙げた家は熊本城の近くだったそうですから
それよりも後に住んでいたお家なんでしょうね。
それはともかく、ずいぶんきれいに保存されているのですね(@@)
by かっか (2010-12-04 07:15)
漱石邸の佇まいがなんとも日本的な感じでいーですね。
ジェーンズ邸の擬似洋風デザインとの対比も面白いです。
by miyaP (2010-12-04 09:35)
住むのなら漱石先生宅のほうが落ち着けそう。
by さる1号 (2010-12-04 09:43)
ジェーンズ先生の話は、知りませんでした。そういえば、小泉八雲(ラフカディオハーン)も松江の後、熊本に行ったのですよね。私は、子供の頃、松江に住んでいましたが、小泉八雲の記念館や住居があります。熊本にも何か、残っていますか?
by テリー (2010-12-04 11:07)
こんにちは。
上の屋根瓦アップの写真からは、この和洋折衷の全体像は想像もつきませんね。
by sig (2010-12-04 11:09)
水前寺公園には行ったことがあるのですが(^^);
by an-kazu (2010-12-04 12:13)
松山に1年だけで熊本に4年超とは知りませんでした。
勉強になりました(¥0/読 ですよね?)。
by uni (2010-12-04 12:37)
ジェーンズさんちの横に、夏目漱石先生のお住まいがあったなんて・・・
知りませんでした(≧∇≦)
by てんてん (2010-12-04 13:13)
控えめながら凝った装飾が素晴らしいです。
屋根瓦も立派ですね。
by luces (2010-12-04 13:22)
こんにちは。
日本で初めて男女共学ですか〜 知りませんでした・・・
夏目漱石さんは松山の方がよく知られていますね。
by yakko (2010-12-04 14:58)
屋根の感じは若干琉球チックですね~。
よくよく見ると不思議な建物かも?
by よっすぃ〜と (2010-12-04 15:07)
洋館はドン・ジョンソン主演TV映画のワンシーンを思い出します^^
瓦屋根は見て無いことにして・・・(笑
by n (2010-12-04 15:41)
桑名の諸戸邸もこんな感じの和洋折衷型住宅です。明治の浪漫を感じさせられますね。
by 水郷楽人 (2010-12-04 16:36)
夏目邸もいい感じですね。
もしかして金運UPのパワースポットなのですか?
by che (2010-12-04 18:28)
やっぱり昔の建物(洋風)の方がセンスがいいですね。
日本瓦とマッチした洋館ですね。
by yosi (2010-12-04 20:49)
静電気の季節ですね。
私は静電気体質・・・関西電力で
雇ってもらえないでしょうか?
夏目家の方が落ち着く様な気が・・・。
by kojirou (2010-12-05 18:43)
最初の手と手 見てると色々想像出来て楽しいです
例えば・・止めときます 又おかしな想像で笑われるかも~~
ジェーンズ先生の話も 夏目漱石の住まいも 凄いですね
何故にこうも色々九州には歴史ある貴重な物件が揃って居るのでしょう
又良く探し回って来られますね さすが響博士ですね
で 神社でもないのに 拝んで来た・・とは\(◎o◎)/!爆
漱石=札とは 笑 何でも金運に結びつける所等唯唯 脱帽しますわ
by まつみママ (2010-12-05 19:28)
私もVIP待遇で家建ててほしいですw
夏目漱石、もですが水戸黄門とか
ここに立ち寄ったとか住んでたとか
やたら多い人いますが、
結局早いもん勝ちってやつですね
by ももず (2010-12-08 17:44)
なぜかコメント返しを忘れていたレポでした (ごめんなさい)
by 響 (2010-12-09 12:01)
◆Silvermacさんへ
当時の教育って学ぶほうも熱心だったようですね。
情熱を感じます。
◆ガンビーさんへ
明治初期にして当時で考えられる洋風建築がこれだったのでしょうね。
装飾もいかにジェーンズ氏を手厚く迎えていたのかが伺えます。
◆barbieさんへ
男尊女卑の時代に革新的な学校だったことでしょうね。
制服なんてあったのかなぁ?
ハイカラさんのような格好を想像してしまいます。
◆miyomiyoさんへ
彫刻が綺麗ですよね。
西洋人が好みそうなデザインを意識していたのかな?
静電気体質ですか?
握手する時の手はパァだと指先はスパークするので
グゥで握手しましょうね。
◆yogawa55はやぶささんへ
福岡県を蹴落としてナンバースクールの建設をしたほどなので
熊本県の教育水準は高かったと思います。
◆かっかさんへ
漱石先生の熊本での生活を知ってる人は少ないですね。
いたことすら知らない人も居ます。
松山で教師をした後にドイツへ留学したのも
「坂の上の雲」で知りました。
◆miyaPさんへ
建物は日本における洋風建築の教科書といえそうな
洋館ですね。
柱が並び装飾を施すのが基本形です。
by 響 (2010-12-09 12:11)
◆さる1号さんへ
アハハ!
やっぱり住むなら和風建築の方が落ち着くでしょうね。
ジェーンズ邸は掃除が大変そうです。
◆テリーさんへ
小泉八雲さんは熊本にも所縁があったのですね?
知りませんでした。
残ってるようだったら見てみたいと思います。
◆sigさんへ
やっぱり日本の洋館はこの瓦があってこそ
「日本の洋館」って呼べる気がします。
アンバランスな組み合わせですが見慣れてくると
とっても粋なスタイルに見えてきます。
◆an-kazuさんへ
水前寺公園はゴルフがしたくなるような綺麗な庭だったでしょう?
その公園の外周の路地にあるんですよ。
◆uniさんへ
やはり著書の「坊ちゃん」があまりに有名で
漱石=松山のイメージですよね。
もちろん0円ですよ。
太っ腹なんです。
by 響 (2010-12-09 12:18)
◆てんてんさんへ
教師が集まるエリアだったのかな?
もしお隣同士なので会話していたとすると
どんな会話をしてたんでしょうね。
◆lucesさんへ
お住まいの為の家ですので
装飾も控えめなのでしょうが
当時の街から見ればとってもモダンで最先端な家だったと
思います。
◆yakkoさんへ
当時の日本から考えると男女共学ってとっても
進んだ学校だったと思います。
松山は坊ちゃんのイメージがあるので
熊本とは結びつかないですね。
◆よっすぃ〜とさんへ
明治中期以降になると洋館もスタイル的に確立されていくのですが
初期なので和洋折衷も和が強い感じで
見た目に面白い建物になっています。
by 響 (2010-12-09 12:24)
◆nさんへ
その映画に似た建物が出てくるの?
たしかにこの屋根は出てこないだろうな。
◆水郷楽人さんへ
桑名にもありますか?
はやり古い街にはそのままお金を持った方が明治になって
洋館を建てるパターンが多いですね。
◆cheさんへ
漱石先生の家は完全な和風で違いが大きいですね。
金運というより学問の運が上がりそうなスポットでした。
◆yosiさんへ
古い洋館って味がありますよね。
ここは特に古くて和と洋のバランスがヘンテコで
ある意味貴重な建物だと思います。
◆kojirouさんへ
発電人間だったのですね?
オール電化にしてしまいましたので
停電した時は宜しく!
◆まつみママさんへ
静電気のオブジェはジェーンズさんちの庭にありました。
意味は静電気注意だと思います(違う!)
教育に力を注いだ場所で僕が近寄るような場所じゃありませんでした。
こんな有名な先生だったらサボらないで通ったかも。
けっして男女共学だからって訳ではありませんよ。
◆ももずさんへ
九州へお越しの祭はVIP待遇で・・・・
もちろん大きな洋館ですよ。
まぁ、廃墟でお化け屋敷なんていわれていますが
気の持ちようです。
by 響 (2010-12-09 12:34)
明治4年の建築とは驚きました。
いやはやお江戸から明治へ、その時代の変化って、
どんな感じだったんでしょう。
このジェーンズ邸を、ごく一般の庶民は
どんなふうに見ていたんでしょうね〜
興味が尽きません。
by e-g-g (2010-12-09 12:47)
◆e-g-gさんへ
当時はまだ限られた人しか教育が行われなかったころかな?
洋学校なんて名家出身の生徒だけが通えたのかもしれません。
by 響 (2010-12-11 10:47)