やっぱり行った [廃墟&近代化遺産]
さむぅ~~~!
雪が降っとりますよ。
炭鉱の街は白くなっています。
そんな道がやばい状態だけど
やっぱり我慢が出来ずに
行ってしまった
志免炭鉱竪坑櫓
19:00からライトアップで
18:57に着いたので
ライトが点灯した直後が見れたぞ。
カッコイイぞ~!
んで、光る廃墟の前で恒例のコレ ↓
分身の術!
金運カラーの廃墟を見てると
ハキョリのスペシャリストの
タケさんとトライスターさんに
捕獲されました。
イヤ~!
お会いしたいと思っておりました。
(藪で集合写真を撮るのが廃墟ハンターなのだ)
で、早速3人の廃墟ハンターは
竪坑櫓が綺麗に見えるところに移動
移動と言えば簡単だけど
息が切れますゼ
登山だもん
北西の季節風にさらされる
頂上へ
真っ暗な街に覆いかぶさる低い雲に
街の明かりがうっすらと反射する幻想的な場所
廃墟話に花が咲くけど
あまりにも寒すぎるのですぐに撤収!
タケさんの懐中電気の電池が切れたので
僕のライトだけが頼りでした。
以上、2010年の廃墟ハンター活動は
これで終了!
来年へ続く~~!
今年も廃墟からメリークリスマス [廃墟&近代化遺産]
みなさん、メーリークリスマスです。
すっかりこういったイベントとは無縁なおじさんになって
取引先からノルマ達成のために
無理やりケーキを買わされたり
甥っ子にプレゼントなど財布が軽くなるばかりの
イベントであります。
でも、たまには自分にプレゼントを買ってみた。
めちゃくちゃ質素なプレゼントで
涙が出そうです。
だって本の付録だもん!
GATAさんが買ってレポしてたので
欲しくなって買っちゃった
可愛いエアゲージが付録なんです
もともとカッコの良いメタルボディーのメーターを持ってるのだけど
バルブが当たる場所がフレキシブルじゃないので
ブレーキのディスクに干渉してしまって
使えないので小さいゲージが欲しいと思っていたのでした。
ねぇ、質素じゃろ~!
さぁ、話は変わって
今年のクリスマスは何処に行こうか?
毎年光る廃墟を目指すのだけど
今年は夜勤なんだよね・・・(汗)
行けないかもしんない
何で、わざわざクリスマスに廃墟へ?と
思うかも知れないけど
廃墟は僕にとってこの上ない至高のクリスマスツリーなのだ。
ちなみに僕が廃墟を撮りだした一発目は
コレだよ ↓
幽霊が出ることで有名な
犬鳴峠にある採石場の廃墟
ここは僕が始めて廃墟のレポとして
書いた最初の廃墟なのだ。
晴れた日にはなんか古い残骸があるな~って
思って通過するだけだったけど
ある雨がシトシトと降る日に通ると
薄い霧の中に浮かぶ廃墟を見てしまったのだ。
まるで時間が止まってるような感覚を覚えて
車を停めて写真を撮って記事にしたのが
廃墟ハンターの始まりだった
最初は廃墟だけに目が行っていたが
やがてそれはただの廃墟ではなくて
一つの歴史を語る遺構として見るようになる
そうしてアチコチのヘンテコな所ばかり
巡る変な人になっちゃったのですが
今年のクリスマス(前の日)もやっぱりここに来ました。
とってもオシャレなところです。
シメタンの愛称で呼ばれる
志免炭鉱竪坑櫓だ
どうです?
とっても美しいクリスマスツリーでしょう?
夜になると光りますが
今年は光る時間にいけそうにないので
ワザワザ雨の日を選んで行って見た
そんな廃墟ハンター的クリスマスツリーの前から
Merry Christmas
今年もクリスマスにもっとも相応しい所から
クリスマスのご挨拶でした。
もし、後日、光る時に行けたら
写真だけ追加しようかな?
それでは、部屋の大掃除の準備が待ってるので
みなさん良い夜をお過ごし下さいませ~~!!
片上鉄道とチョッピリ鉱山 [廃墟&近代化遺産]
岡山県久米郡にある
同和鉱業片上鉄道の吉ヶ原駅
備前市の片上駅から鉱山のあった
柵原駅まで走っていた鉄道です。
1991年に廃線になっていますが
この吉ヶ原駅からの一区間だけを残して
動態保存されている車両を展示運行しています。
と、この動態保存されている
車両が凄い!
特に写真の左に写っている
キハ303はなんと
昭和9年製だぞ。
このキハは後でゆっくりと見ることにして
まずは猫の駅長がいることで
有名な駅舎の中へ
とってもローカルで懐かしい雰囲気満点です。
ちなみに猫の駅長さんは非番で留守でした。
この片上鉄道はもともと東洋1の硫化鉄鋼産出の
柵原鉱山の貨物用路線で
廃線となった今はその鉱山の資料館も併設されいます。
敷地の端っこには
柵原鉱山の竪坑櫓の・・・
レプリカが・・・
レプリカかよっ!って
突っ込みを入れてしまいますが
言われて見れば地下に向かう穴がねぇなと
思っていました。
実際の竪坑櫓はこんなの ↓
なんかディテールからおかしくないですか?
大きさは目をつぶっても
この全然似て無ささはいただけません。
まぁ、これは公園のモニュメントってことにして
他を探すと実際に使っていた
トロッコなどの展示があります。
鉱山の方へは時間が無いので
行って無いので今回は
その関連装置だけの見学です。
雨ざらしなのが勿体無い気がしますが
スクラップにせずに残してくれて
ありがとう。
それでは鉱山関連はこのへんで終わって
最初の片上鉄道に残る
貴重な車両を見て回りましょう。
今でも残る線路は
貨物用に作られたため
高規格の線路が敷かれていて
観光や整備のために動かしているので
廃線だけどここだけはピカピカに光っています。
動いているので
切り替えも生きています。
死んでそうな信号もあるけど
踏み切りは生きていました。
生きているというより
手動ですゼ!
これ、懐かしくないですか?
よく大きな踏切では
人間がこのハンドルを回して
遮断機を上げ下げしてたよね?
その遮断機のおじさんの部屋です。
中を見るのは初めて・・・
ふ~ん、
こんな装置があったんだぁ。
電話・・・・
どうやって掛けるのか知らないです。
交換手に直通?
展示車両の方へ行くと
ホハフ3002があります
熱いタコ焼きを食べた時のような
ネーミングですが昭和22年生まれの
長老様です。
車内はこんな感じで
メーテルと旅をしたくなる仕様となっています。
特に天井の扇風機がカッコイイ!
木の天井とレトロな扇風機の
組み合わせ技は一本取られました。
では動くディーゼル機関車としては
最古の車両のキハ303へ
戦前の昭和9年に川崎車両で作られていて
SLより古いのだぞ。
僕の地元の門司港の鉄道記念館に保存している
キハと同型ですが
圧倒的にこちらの方が古くて
なにより動くって言うのが凄い
車内はとっても懐かしい
路面電車的な座席の配置です。
運転席からの
すこし黄ばんだガラス越しに見る
車窓もなかなか良い物だ
このまま動かしたいけど・・・
って、こいつ動くぞ。
普段は外しているレバー類も取り付けているし
しかもエンジンが掛っています。
動かして良いですか?
ダメに決まってますが
勝手に動かして逃げても
一区間しかないんだよね(笑)
電車の運転手になるって言うのは
男の子なら一回は夢見る職業でしょう。
硫化鉄鋼を運んで栄え、
それに携わるたくさんの人々も乗せた
車両を見るならココ
間違って登山しちゃった三角灯台 [廃墟&近代化遺産]
熊本県天草
今日の廃墟ハンター響は熊本県の宇土から
天草五橋の第一号橋「天門橋」を
渡った所にある柴尾山に建つという
三角灯台(ミスミトウダイ)を目指そうと思う
とりあえずあまり下調べもせずに
「灯台は目立つところにあるもんだ」と
言う勝手な持論に基づいて
山の頂上にあると思い込んで山頂を目指す・・・
柴尾山の登山口は簡単に見付かったが
本当に登山っぽい嫌な予感がよぎる
予想はしていたけど
やっぱり登山やってます
暑くない季節をしっかり選んだつもりでしたが
汗が出ます・・・(汗)
なんだか凄い竹の密集地を
抜けてハァハァ言いながら登ります
熊がいない九州でよかったな・・・
薄暗い森をやっと抜けると
柴尾山の山頂だ
噂通り、展望台がありました
いったい、誰が利用すると想定して
建てたのでしょうか?
まぁ、僕が利用しますケロ
登ってみると・・・
うす曇なのが残念だけど
なかなか見晴らしが良いぞ
で、灯台は何処じゃ?
全然、無いじゃないかっ!
もしかしてもっと海沿い?って思って
海側へ行く山道を探すけど
道らしい道は無いので
登ってきた道を膝をガクガクさせながら
下るのであります。
な、何しに来たんだ?
山を下って海沿いの漁港の行き止まりまで行って
ここからアプローチすれば良かったことに気付きます。
登山する前に何でコッチから責めなかったんだ?
もう!
バカヤロォ~~!
釣り人を見ながら
海沿いの小道を進むと
灯台へ上がる階段が見えてきた
石の階段の古さは
間違いなく灯台の階段でしょう。
急な階段を登って
振り返って見ると・・・
こ、こけたら死ぬなコリャ
転ばないように注意しながら
階段を登ると灯台発見!
チッチャっ!
オモチャみたいで可愛い灯台なのだ
この可愛い三角灯台は
明治23年に建てられてるとぉ~っても歴史のある
灯台なので小さいからと言って馬鹿にしてはいけない。
明治の灯台なので中のレンズは
当時のままなら舶来製だろうね ↓
ガラスの塊に見えますが
あの段々は光の向きなどを計算されての
カットなんだろうな。
灯台の天辺には
普通は方角表示などがあるのだけど
この三角灯台の天辺は、
ビームでも出そうな装置が乗っています
灯台の全貌は・・・
急斜面に建ってるので
なかなか全貌を写せるまで下がれないけど
崖の斜面から見た三角灯台 ↓
住めないほど狭い
ちっちゃいチッチャイと言ってるけど
しっかり不知火海と有明海の海峡の船の安全を
守っています。
灯台から見える山は
雲仙の普賢岳
活火山です。
そしてその反対側を見ると
洋館が建つ明治の港「三角西港」が見えます
その三角西港から
三角灯台を見る・・・
最初にここから見ておけば
登山なんかしなかったのに・・・
クソッ!
長崎についで異国の文化がいち早く入った天草は
カトリックの土地でもあり
真っ白な灯台は白亜の教会を思わせます。
まぁ、ビックリするほど小さいけどココ